2014年7月に久留米で開業した兄の歯科医院の設計を担当いたしました。
久留米市で一番目立つ場所で、歯科医院として使いやすい間取りと歯科医院としての機能を持たせるための設備も考慮して計画しました。
建築基準法、消防法に準拠してビルオーナー様と防災業者及び久留米市消防署立合い許可のもと、歯科クリニックテナントを作り上げました。
一番心配だったところは、診察室スペース下の設備配管でした。床を200mm上げて、うまく横引き配管を収めました。
天井高さ2150mm程度になり、十分な居室空間を確保できました。
歯科ユニットの機械室は非常に重要でコンプレッサーやバキューム装置があります。
動力用電源も十分に確保でき、水道の給水と排水も問題なく既設配管に接続できました。
受付カウンター天板は樫木一枚板(関家具:大川市)を採用して特注品の造作カウンターを採用しています。
屋外看板のデザインも久留米市広告看板条例に準拠して、デザイン設計にも関与しました。
2022年11月現在も、問題なく稼働しています。